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☆還暦祝☆

おはようございます(^^♪

週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?

馬車の制作が落ち着き、通常の仕事も落ち着いた所で小林漆器では、工場長の還暦祝が行われました!

真ん中の赤い帽子をかぶっているのが工場長の安田です。

早いものでもう還暦です。

私が生まれた時から働いてくれています♪

当然仕事も一番できます!笑

健康に気をつけて、まだまだ働いてください!!!笑

津軽塗 馬車⑬ おまけ☆

こんにちは♪

本日はおまけ編です!笑

馬車の梱包の様子を少し(^_-)-☆

全ての作業が完了し納品へ!

制作にかかった時間、およそ3か月でした(^^♪

納期にも少し余裕をもって完成♪法人や企業の方とのお取引は納期は絶対です。

また宜しくお願いします!!

津軽塗 馬車⑫

こんにちは☆

今回で工程のご紹介は最後になります(^^♪

本日は仕上げ艶をやっていきたいと思います!

仕上げ艶は一番最後の工程で綺麗な艶をつけていく工程です。

皆さんも津軽塗の艶がまさか全て漆だなんて思ってもなかったのではないでしょうか?笑

このように、呂色粉という粉とウエスで艶をつけていきます。

どうやって艶がつくのかというと、ウエスに油少しと粉を少しつけ、ごしごしこすっていきます。

すると、ピカピカに光ります!笑

これも皆が同じようにできるわけではありません。

摺る回数、こすりかた(加減)、経験値で全く違います!

白く濁ったような艶のものをみた事はありませんか?

まぁ時間が経っているものは仕方がありませんが、仕事が雑な証拠ですね(´・ω・`)

少しでも消費者の皆さまには良い商品を購入して頂きたいので、参考までにお聞きください。

それではまた(^^)/

津軽塗 馬車⑪

こんにちは☆

本日からは艶の工程をやっていきたいと思います♪

こちら生漆というのを綿で何回も摺りこんでいきます。

同じ工程の繰り返しですので写真はこれだけですが、10回程、摺りこんでいます。

10回摺ったら今度は研磨していきます。わかりやすく説明すると、下記のような感じになりますね☆

 

10回摺り→研磨→5回摺り→研磨→5回摺り→仕上げ艶

 

というような感じで、艶だけの工程でこの馬車の場合ですと約3週間程かかっています。

次回は仕上げ艶です。こちらの工程で最後になりますかね☆

津軽塗 馬車⑩

こんにちは☆

本日は仕上げ研ぎのご紹介をしていきたいと思います。

工程もいよいよ終盤に差し掛かって参りました(´・ω・`)

このように細かめの耐水ペーパーを使用し、水研ぎします。

この仕上げ研ぎでは、ヤスリの目を全部で4回変えて研いでいきます。

1回目では、赤い漆で扱いた部分を剥すような感覚で研ぎます。(研ぎすぎ厳禁です!)

2回目は模様をしっかり、均等に出し、凸凹がないように研ぎます。(ここの研ぎが一番重要です!)

3回目はヤスリでついてしまった荒めの傷を消していくように研ぎます。

4回目も3回目でついた傷を消していくように研いでいきます。

すると・・・・・・

このようにツヤツヤボディになります(大きい傷はほとんどありません)

さて、この次は艶の工程に入っていきたいと思います♪

 

津軽塗 馬車⑨

おはようございます!

本日はいよいよ荒研ぎを行っていきます☆

現段階では仕掛けの凸凹がありますので、荒研ぎをして、なるべく平らにしていきます♪

文字の通り粗目のヤスリを使い研ぎ出していきます。

ここが津軽塗で最も技術が必要とされる部分です!

研ぎすぎてもダメ、研がなすぎてもダメってやつですね(´・ω・`)

ちょうどいいところを職人のみなさんは数をこなして覚えていきます。

私的には覚える年数は関係なく、気持ちと根気、センスだと感じております!

全体的に研ぎ出したら、また1回赤を塗り、今度は真っ平にする仕上げ研ぎの段階に移ります。

という事で次回は仕上げ研ぎからですね☆

津軽塗 馬車⑧

おはようございます!

本日は上げの色を塗っていきたいと思います☆

上げの色とは全体的な色のことですね!これで全体的に何色に仕上がるのか決まります♪

今回は赤上がご希望でしたので赤上で♪

これも全体的に均等に塗っていきます(^^♪

全部で3回塗り、荒研ぎをし、また1回塗ります!

ですので次回はいよいよ模様がでてくる荒研ぎを行います☆

津軽塗 馬車⑦

おはようございます☆

本日は金つまをかけていきたいと思います(^_-)-☆

金つまをかけるというか、金を塗るという表現のほうがわかりやすいですね♪

このような、独自で調合した金色を塗っていきます。

ちなみに、通常の唐塗での金つまは小林漆器でしか行っておりません!

通常であれば錫粉という銀色のものを使用しますが、個人的には金のほうが研ぎ出した時に綺麗だと思います。

昔からの伝統を守り続ける事も必要ですが、時代に合った進化もしなければなりません。

常にお客様目線、お客様第一で考える事が必要だと感じております。

どんな商品でどんな色のものがお客様が欲しいか、それを考え、販売し、進化し、無くさないこと。

それが私どもの使命だと思っています。

さて、若干話しは脱線しましたが次回は上げの色(赤)を塗っていきます☆

津軽塗 馬車⑥

おはようございます☆

本日は彩色という工程をご紹介していきます!

このように丸い円を描くようにして刷毛を置いていきます。

「塗る」のではなく、「置く」です♪

そのほうが研ぎ出した時に濃くでる箇所もあったり、薄くでる箇所もあったりして面白いからです!(^^)!

この後に1回素黒目という漆を塗り、金つま(小林漆器独自)をかけていきます。

ちなみに素黒目を塗って乾燥させればこのようになります。

次回は金つまをかけていきたいと思います☆