こんにちは
梅雨入りしたのにちょくちょく晴れ間があって、暑いですね
あと一ヶ月もしたらねぷたが始まり、観光客の方々が各地からいらっしゃいます
新しいおみやげ品を考える頭にも、力が入ります笑
・・・が、しかし、これといって未だに満足できるおみやげ品の開発には至らず
そこで、『おみやげ』についてもう一度考えてみることにしました
まず、おみやげとは一体何か、検索
おみやげ:おみやげは、知人や縁者に配る目的で旅行先などで買い求めるその土地に因む品物(進物)のこと。
とのこと
その土地に因む品という点では、津軽塗はとてもおみやげに適していると思います
が、ひとつ問題が
津軽塗は高価なものゆえに、たくさんの人に配るには、お金がかかりすぎてしまう
イコール、全国に広まりにくいのでは
と思った私
う~ん・・・
おみやげ品て、意外と奥が深いんだなぁ・・・
おみやげについて考えるにあたって、タイミング良く、先日、京都に行って来ました
規模は違えど、京都も弘前と同じく、お城があり、寺社仏閣があり、山があり、川があり・・・
そして観光を産業として推している街です
まず、私が京都の地に降り立って思ったのは、『人が優しい』です
観光客慣れしているので、皆さん観光客のおのぼりさんにもとても親切
リピーターが多いのにも納得
次に、京都は、古いものを護り、新しい物を創ることに長けた街だなぁという印象
まず、ここは何屋さんだと思いますか
じつは、手ぬぐい屋さんなのです
400年以上の歴史のある、老舗手ぬぐい屋さんが、
新しく立ち上げたお店だそうで、
今までに無いおしゃれな手ぬぐいがたくさん
猫が椅子に座った柄や・・・
伏見稲荷の千本鳥居を彷彿とさせる鳥居柄
子供向けでしょうか
なんと、カスタネットとクマの柄まで
伝統の手ぬぐいの質はそのままに、
柄や素材(ガーゼ生地などもあるよ。)を現代版に
お値段も手ごろで、もらった人も、とても喜びそうです
さて、次は、古い民家を改装した、『京風文具』屋さん
店内も渋くておしゃれ
棚の真ん中には、九谷焼の猫が眠っています
売っている絵葉書や、ポチ袋も、古風な柄なのに何故かモダン
五重塔を乗せた象さんの絵葉書
旅行中にポストに投函したくなりますね
鶴と亀のポチ袋
お金を入れる以外にも、いろいろと使い道がありそうです
やはり京都は歴史のある地だけに、
伝統的なものが多くありますが、それを本当に上手に生かして、
新しいおみやげ品を次々と産み出しているようです
このがまぐちバッグは、伝統的な市松模様をカラフルな配色にした一品
和服でも洋服でもいけそう
さてさて、長くなりましたが、やはり、京都は街ぐるみで観光とおみやげ品に力を入れていることがわかります
弘前は京都より観光地も格段に少ないですが、
たくさんの『観光素材』を持っている街です
その素材を上手く調理できる料理人が力をあわせ、もっともっとたくさんの人が来たくなる街づくりを目指して欲しいです
それと同時に、私たちも、『このおみやげを買うためだけに、弘前に行く。』という人が出るぐらいの、
素敵なおみやげを作っていけたらなぁと思う今日この頃です
さぁ、今日もがんばろう