こんにちは
今週は大雪の予報だったのですが、なんだか降り渋っているような感じですね
明日ぐらいにどっと来るのでしょうか。。。
今日は、先日ご紹介した焼酎サーバーと徳利、ハーレーの近況をお知らせします
津軽塗は何度も何度も塗り重ねるので、まだまだ完成は遠いですが、
彩色(仕掛けと仕上げの間に入る色)の工程に入っているみたいです
津軽塗の唐塗は、地図の等高線のように、一番高さがある部分が模様の中心部分の色となり、
中心から離れていくほど漆の高さが低いということになります
彩色一つとっても、彩色の色をどのぐらい出したいかなど、いろいろ計算されて塗られています
そうした手間をかけ、他の地域の漆器ではあまり見ることのできない複雑かつ重厚感のあるものに仕上がります
最近は大量生産や海外のものなど、安価なもの簡単に、たくさん手に入りますよね
ですが、一部の人たちの間では、伝統工芸品や国産で少々お値段は張るけれども
本当に良いものを探して、必要としている人たちが増えてきているみたいです
私もこの仕事をする前は、伝統工芸品や、手仕事の高価なものはあまり『いいなぁ』とは思いませんでしたが、
最近は、作り手の苦労や、ぬくもりを感じるものがだんだんと気になるようになって来ました
そんな、若い人でも日本の手仕事などに興味がある人におすすめの本があります
nid(ニド)
このnidはnippon(ニッポン)のiitoko(イイトコ)dori(ドリ)の略だそうです
日本全国の良いもの、素敵なものがたくさん紹介されています
興味のあるひとは、ぜひぜひ読んでみてくださいね
ではでは