おはようございます(^^♪
週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?
馬車の制作が落ち着き、通常の仕事も落ち着いた所で小林漆器では、工場長の還暦祝が行われました!
真ん中の赤い帽子をかぶっているのが工場長の安田です。
早いものでもう還暦です。
私が生まれた時から働いてくれています♪
当然仕事も一番できます!笑
健康に気をつけて、まだまだ働いてください!!!笑
こんにちは☆
今回で工程のご紹介は最後になります(^^♪
本日は仕上げ艶をやっていきたいと思います!
仕上げ艶は一番最後の工程で綺麗な艶をつけていく工程です。
皆さんも津軽塗の艶がまさか全て漆だなんて思ってもなかったのではないでしょうか?笑
このように、呂色粉という粉とウエスで艶をつけていきます。
どうやって艶がつくのかというと、ウエスに油少しと粉を少しつけ、ごしごしこすっていきます。
すると、ピカピカに光ります!笑
これも皆が同じようにできるわけではありません。
摺る回数、こすりかた(加減)、経験値で全く違います!
白く濁ったような艶のものをみた事はありませんか?
まぁ時間が経っているものは仕方がありませんが、仕事が雑な証拠ですね(´・ω・`)
少しでも消費者の皆さまには良い商品を購入して頂きたいので、参考までにお聞きください。
それではまた(^^)/
こんにちは☆
本日は仕上げ研ぎのご紹介をしていきたいと思います。
工程もいよいよ終盤に差し掛かって参りました(´・ω・`)
このように細かめの耐水ペーパーを使用し、水研ぎします。
この仕上げ研ぎでは、ヤスリの目を全部で4回変えて研いでいきます。
1回目では、赤い漆で扱いた部分を剥すような感覚で研ぎます。(研ぎすぎ厳禁です!)
2回目は模様をしっかり、均等に出し、凸凹がないように研ぎます。(ここの研ぎが一番重要です!)
3回目はヤスリでついてしまった荒めの傷を消していくように研ぎます。
4回目も3回目でついた傷を消していくように研いでいきます。
すると・・・・・・
このようにツヤツヤボディになります(大きい傷はほとんどありません)
さて、この次は艶の工程に入っていきたいと思います♪
おはようございます☆
本日は金つまをかけていきたいと思います(^_-)-☆
金つまをかけるというか、金を塗るという表現のほうがわかりやすいですね♪
このような、独自で調合した金色を塗っていきます。
ちなみに、通常の唐塗での金つまは小林漆器でしか行っておりません!
通常であれば錫粉という銀色のものを使用しますが、個人的には金のほうが研ぎ出した時に綺麗だと思います。
昔からの伝統を守り続ける事も必要ですが、時代に合った進化もしなければなりません。
常にお客様目線、お客様第一で考える事が必要だと感じております。
どんな商品でどんな色のものがお客様が欲しいか、それを考え、販売し、進化し、無くさないこと。
それが私どもの使命だと思っています。
さて、若干話しは脱線しましたが次回は上げの色(赤)を塗っていきます☆